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【20230212 第一回 沖縄・台湾対話シンポジウム アーカイブ動画】
【221015 沖縄対話プロジェクト 発足集会 アーカイブ動画】
プログラム時間
0:08 司会挨拶 与那覇恵子(沖縄対話プロジェクト共同代表、元名桜大学教授)
4:43 開会挨拶:対話プロジェクトの意味とは
岡本厚(沖縄対話プロジェクト共同代表、前岩波書店社長)
11:55 基調講演:中国とどう向き合うか
丹羽宇一郎(日中友好協会会長、元駐中国日本大使、元伊藤忠商事会長)
36:20 ファクト共有のための講演:
1,「台湾有事」はどう起こされるか 岡田充(ジャーナリスト)
58:28 2,台湾の世論は「台湾有事」をどう論じているか 本田善彦(ジャーナリスト、台湾在住)
1:14:44 台湾からのメッセージ(録画)
1,林彦宏(財団法人国防安全研究院国防戦略與政策研究所 助理研究員)
1:16:03 2,何思慎(天主教輔仁大学教授)
1:18:07 写真紹介 張鈞凱(香港01 ジャーナリスト)
1:18:35 沖縄からの訴え:「台湾有事」「南西諸島有事」を起こさせないために
1,宮城弘岩(沖縄物産企業連合会会長)
1:39:11 2,元山仁士郎(元「辺野古」県民投票の会」代表)
:51:55 3,玉城愛(元オール沖縄会議代表)
2:01:26 対話の灯火を掲げよう:世界の現場から沖縄・台湾へ
谷山博史(沖縄対話プロジェクト呼びかけ人、日本国際ボランティアセンター前代表理事)
2:15:11 質疑応答
2:37:44 閉会挨拶:新川明(元沖縄タイムス社長)
2:44:07 お知らせ
【20221210サブ企画「『台湾有事』を起こさせないために!若者とシニアのリアル対話」 アーカイブス動画】
若者は今作られようとしている戦争に向き合っていない、と高齢世代の活動家は言う。本当か?反対反対の反戦運動は違う、と若者たちは言う。本当か?戦争と平和を巡る世代の断絶は深刻です。政府の大軍拡路線に抗う声を一つにできない大きな原因の一つがここにあります。亀裂が分断工作を呼び込むのですから、世代の断絶は当事者であるシニアと若者が乗り越えなければなりません。その小さな試みをご覧ください。
2時間半に亘る対話セッションを55分のダイジェストにしています。発言者の名前は発言
の冒頭にテロップで流れます。発言時間と発言の要旨を以下に記しましたので見てみたい箇所の目安にしてください。このページの下の方に企画の主旨や当日の様子を概説しました。
**********沖縄対話プロジェクトサブ企画**************
*****「『台湾有事』を起こさせないために!若者とシニアのリアル対話******
00:13- 神谷・谷山 開会
00:35- 与那覇 開会挨拶
01:32- 岡本 ファクト共有 ロシアのウクライナ侵攻から「台湾有事」の危機へ
02:57- 新垣 ファクト共有 日本の大軍拡と沖縄
08:28- 神谷 司会進行開始
08:57- 仲本 沖縄対話プロジェクトの名前は妥当か、本土の若者に伝えることの重要性
10:22- 金城 若者の置かれた状況、若者とのやりとりで感じたこと
12:12- 瑞慶覧 ロシア侵攻の理由が不明なのに今度は中国だということの問題、シニアと若者のギャップは当然
14:46- 平良 台湾有事をしらなかった、世代を繋ぐものの役割
17:16- 祖慶 PFASの衝撃
18:04- 渡名喜 沖縄と本土のリスクを標準化できるのか
19:12 – 与那覇 若者にどう話し、どうしたら本音を聞けるのか
20:24- 平良 じっくり耳を傾けること
21:07- 新垣 居酒屋でもどこでも中国脅威論、若者の間では?
22:13- 平良 生まれた時から基地が身近にあるから分からない
24:01- 与那覇 勉強する場を作っても高齢者しかこない
24:25- 瑞慶覧 音楽の力を借りる
25:05- 渡名喜 勉強会の開催場所も工夫がいる
25:36- 岡本 台湾有事の意味が分からないという言葉にハッとした
26:17- 普久原 危機が煽られて軍事化が進む沖縄
27.35- 竹本 おじぃ、おばぁの若者への期待、基地で対立する親族、悩んだ末に沖縄のことを発信することに
32.57- 祖慶 大人が沖縄のことを伝えていなかった
33.32- 神谷 「台湾有事」を起こさせないために何ができるか?
34.06- 瑞慶覧 悔しさ、哀しさは大切。踏みにじられてきた沖縄の歴史の認識、高校の時は辺野古のことはわからなかった
34.01- 神谷 学校で歴史が教えられない、基地反対運動にネガティブな感情をもつ若者多い
35.38- 谷山 政府が政策遂行のために地域社会を分断させるアフリカの事例から学ぶ、なぜ沖縄・台湾の対話なのか
41.35- 仲本 台湾の若者との対話の経験
45.45- 神谷 最後に一言をお願いします
46:05- 普久原 若者の世代の中で立場を越えてもっと話を
47.33- 竹本 上の世代は知識で話すので若者は分からないことが恥ずかしいと感じてしまう
48.49- 平良 下の世代と上の世代のパイプ役、戦争で死んだひとの思いも伝える役
50:30- 瑞慶覧 インテリの間での話ではなく一般の人が分かる話を、隣に坐った人と話す
51:24- 金城 分かりやすい言葉で話すこと、楽しい面ももたせた対話の場が重要
52:26- 仲本 今日のシニアの態度に驚き、反対運動にアレルギーがある若者も変わるはず
53:55- 谷山 2月シンポの案内
55.40- 神谷 終了
サブ企画はこの沖縄の場で、様々な参加者、様々な形態で対話の試みにトライしていこうとしています。その第一回が若者とシニアの対話でした。平和運動に関わるシニアからも若者からも、互いに話したことがない、話す機会がないという声を聞いていたからです。モットーは、「台湾有事」を起こさせないためには、「保守も革新も、世代も、国籍を関係ない」です。
初めはどんな話が展開するのか、そもそも人は集まるのかと不安でしたが、「若者」9人、シニア6人と程よい人数で、寛いだ雰囲気の中で率直な意見交換ができたと感じています。シニアの参加者からは、初めて若者とこんなにしっかり話ができた、とか、若者が何に悩んでいるのか分かった、という意見が聞かれました。若者からは、シニアがこんなにじっくり意見を聞いてくれるとは思わなかった、とか、世代を繋ぐのが今の若者の役割ではないか、とか、若者の間で「台湾有事」のことを話し合う場も大事だと感じる、といった意見が聞かれました。
別な形での若者とシニアの対話、若者の間での様々な立場の人との対話、在冲の台湾人や
中国人、アメリカ人との対話など、今後様々な形の対話につながっていく兆しを感じることができました。加えて若者が参加しやすいように、音楽などのアトラクションと組み合わせたり、大学の講義やゼミに「潜入して」対話の場を持つといったアイデアも生まれてきています。
2月12日にはメインの沖縄・台湾対話シンポジウムが第1回が開催されます。メインのシンポジウムとサブ企画が良い形で相乗効果を生み出し、対話の世論が醸成されるよう力を尽くしていきますので、今後ともご協力をお願いいたします。
2023年1月9日
沖縄対話プロジェクト事務局